
私たちの3歳になる娘は、ネフローゼ症候群の合併症で、発達が極度に遅れています。
体は大きくなるのに運動能力や知能は0歳児のままなのです。
もちろん首も座っていません。
そんな娘ですが、もちろん髪は伸びるので、定期的に切ってあげなくてはなりません。
生まれた頃は、おそらく多くの家庭で、両親のごちらかが、切ってあげているのではと思います。
我が家では、妻が娘を支えて私が切る役でずっとやってきていました。
ですが、段々娘の体が大きくなるにつれて、妻も娘を支えるのが大変になってくるし、私も素人ですから、可愛く切ってあげることもできません。
保育園にも通っているので、いつまでも私の散髪ではかわいそうだなぁと漠然と考えていましたが、通常の子供なら三歳くらいになれば一人で座って髪を切っている間じっとしている事もできるでしょう。
ですが、私たちの娘は、体と頭を支える事のできる椅子に座るか、誰かが支えていないと座る事はできません。
そんな子を通常の美容院や理髪店で対応してくれるとも思えず、他の方たちはどうしているんだろう?と悶々としていました。
ただ、考えても仕方ないので、とりあえず、お互いが通っている理髪店と美容院に相談してみようということになりました。
まずは、私が通っている飲み仲間が経営してる理髪店では、対応できないとの事でした。
首が座っている子を切ったことがないというのが理由でした。
次に妻が通っている美容院で妻が相談した所、あっさりOKとの事でした。
妻が通っている美容院の美容師さんは、障害者のいる施設に出張で散髪に行っているとの事で、対応できますよとの事でした。
こんなにあっさり解決するとは思わなかったので、もっと早くに聞けばと少々後悔。
予約を入れて妻が連れていきました。
前や脳天のあたりは、娘の車椅子に座ったまま切ってくれて、後ろ側は妻が対面で抱っこをした状態で、椅子に座って娘の後ろから切ってもらいました。
家でも散髪中は、泣き叫んでいる娘ですから、当然、初めての環境で初めての人に髪を切られるのですから、想定どうり泣き叫んで、頭を振っていたそうですが、美容師さんは意に介さず、どんどん切ってくれたそうです。
親の都合で、ベリーショートに切ってもらいました。
年に2~3回くらい切りにくれば良いよ~とのことでした。
前髪くらいなら家でも切れますから。
娘が髪型を気にいっているかどうかはわからないですが、夫婦で半分喧嘩になりそうになりながらやっていた散髪から解放されたのが、とてもありがたい出来事でした。
やはり、悶々と考えているよりも周りに相談してみるもんですね。